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言葉狩り

こんにちは。土曜担当のコバヤシでございます。ご機嫌麗しゅう。

差別を助長する表現だ等という理由で、特定の言葉を表現の場から締め出すことを、俗に言葉狩りと言います。男女平等の観点から使用を差し止められた「看護婦」や「保母」といった言葉や、表現が侮蔑的だという理由で禁止された「痴呆症」という言葉がその代表と言えるでしょう。

私としては、「看護婦」や「保母」といった言葉が男女平等の精神に反しているとは思いませんし、「痴呆症」という言葉が侮蔑的だとも思いませんので、こういった言葉狩りには疑問を感じます。言葉の語源や響きを気にし出したらキリが無いと思うのです。

例えば電源や音響機器のコードについているコネクターを、その形によって「オス端子」「メス端子」と呼びます。家電で言えば電源プラグが「オス端子」、コンセントが「メス端子」にあたります。ヘッドホンで言えばヘッドホン側についた端子が「オス端子」で、機械側の穴が「メス端子」となります。それ以外でも、世にある端子のほとんどには「オス端子」と「メス端子」の別がありますが、見分け方は極めて簡単。「挿す方」が「オス」で、「挿される方」が「メス」です。大変わかりやすい使い分けではありますが、どう考えてもセクハラです。

しかしながら、先に述べた通り、私は言葉狩りには疑問を抱いています。語源が如何に不適切であろうとも、語源が不適切であるということを理由に言葉を消し去ってしまうのは文化の消却に他ならないと考えています。皆さんも言葉狩りに抗議する為に、何らかのコードを接続する時には「オス端子をメス端子に挿す」という表現を用いましょう。その時あなたは、「変態」という新たな称号を得ることが出来ることでしょう。

2007/12/08 コバヤシ | | コメント(0)


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