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黄金体験(イクタ)

ぼくの夢はギャングスターだ。幼いころこの町のギャングに助けられてからぼくの心には爽やかな風が吹くようになった。
もうあの頃のようないじけた目はしていない。
まずは力をつけなくては、金だ!金を組織におさめればのしあがれる。

ぼくはまずこの町で一番のパーラーに向かった。
UNO・・・・・・・・・イタリア語で1の意味だ。そういえばミスタの奴は4が嫌いだ。
UNOか、この町で一番という意味か、良さそうだ。店内に入り台を選ぶ。
エヴァンゲリオン、こいつに書かれている男子は昔のぼくのような目をしている。
いじけた目だ・・・・・・やめろ!そんな目でぼくを見るな!く、そんな大人修正してやるって目つきだ。カミーユだ、カミーユ・ビダンだ!うわああああああああ!!!!!!おちろカトンボ~~~~!!!!!

とりあえずこのエヴァンゲリオンに座ることにした、この台は通常時の子役確率とビッグ中のスイカ確率におおきな設定差がある。常にカウントしつつスイカはこぼすわけにはいかない、なんてったって15枚だ。ぼくの手に汗がにじむ。
そこにいきなり隣の男が話しかけてきた。「あんた、涙目のルカって知ってるか?」
そんな男はまったく知らない、聞いたこともない名前だった。ぼくは知らないと答えた。すると彼は邪魔したな、と去っていった。
いったいなんだったんだ、と思っているとスイカがすべってきた、う、緊張するぜ・・・・よしとれた!
「汗をかいたな、ぺロ、この味はウソをついてる味だぜ!」         つづく

2007/12/31 イクタ | | コメント(0)


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