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生々しい話

さて、第7回公演カンパイ!!も追い込みです。追い込みの中のさらに佳境です。冨坂です。

今までは、というか最近は普通のシチュエーションコメディから一風変えて、設定をお化け屋敷にしつつ最初目的がハッキリしないだらしない会話だったり、構造をがんばれベアーズ型(みんなの個性が集まって成功)の逆にして描いてきたりしたものだけれど、今度ばかりは普通のシチュエーションコメディ(いわゆる、事件がおきてて、それに対処するために駆け回って状況が悪くなる話)です。

というのも、下世話な話、一風変えてわかりにくく思われるのも癪なので、今までに培った分をそろそろ「このやろう」とロックマンXのチャージショットよろしく撃ってやろう、ということでスタンダードな話に。

そしてそれよりも、登場人物に血を通わせて心情や動機を物語の牽引力にしよう、それを昔から気になるマイテーマ「卒業」とかけよう、と思ったのでスタンダードな話に。

最近の作品、上記のゴーストアクターズや鉄板アプローチでは登場人物ほぼ全員が同じチームで、外的要因(お化け屋敷の客やお目当ての女性)に対して芝居したり対策練ったりするコマだったんですが、今回は、登場人物の心情によって事件が起きて、各自が自分の動機のためにアッチコッチに動いていく、動機や心情によって引っ張られるタイプの話です。

"在学するたった一組の後輩コンビは、片方が自信を喪失している状況。にもかかわらず、もう片方が相方に黙って一人でオーディションに参加、さらにオーディション合格を今日のコンパで相方に知らせるという。今そんな事実が明らかになれば、コンビは解散、サークル消滅も免れない。"

というように。

そうなると当然、動機や心情に対しても記号的に扱うのではなく、切り込んでいかなければならないわけで、しかも自分達と同年代の登場人物、卒業や進路というタイムリーな問題に直面しているということで、今までに無いぐらい生々しい話になってしまいました。

実際役者に台本を渡して読み合わせしてみたら、そのメンバーへの皮肉にとれるほど生々しく痛々しく当てはまっている箇所もあるほどで。

そんな生々しさも含めて、痛々しさも含めて、今しか出来ない「卒業系」「進路系」「でも直球ド・コメディ」を味わっていただけたらと思います。是非ご来場を!

 

2008/03/18 トミサカ | | コメント(0)


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