第8回公演「バラシのよるに」終了しました。
アガリスクエンターテイメント第8回公演「バラシのよるに」終了しました。
ご来場いただいた皆様、お世話になった店舗の方々、誠にありがとうございました。
今回はわりと「お話」寄りの芝居で、しかも高校生芝居という若干の気恥ずかしさが漂う内容だったのですが、皆様には概ね好評だったようで安心してます。ホンットに安心です。
というか、結局劇作について語る記事を載せないまま、何も告知しないまま、このブログを放置して公演に突入してしまいました。すいません。
8月のシアターグリーン学生芸術祭から二ヶ月弱で本公演というのもあり、いつも以上に台本が遅れ、さらに何度も書き直し、いつもと違って「クライマックスのネタのためにお話を組む」のではなく「登場人物の変化を見せるためにネタをまぶす」という「お話⇔ネタ」の関係性が逆だったのもあり、まぁキツかったんですが、なんとか報われたかな、と。
祭の刹那性について、雰囲気ではなくもっと確実に描写できれば良かったのが反省ですかね。あと、正直2時間は長かった。この「お話モノをやると長くなる癖」はどうにかしないとなー。
実は今回は回想入れたり、ラストシーンに演出的な照明入れたり、途中ありえない展開でその場を解決(突破?どうでもよく?)させたりと、結構冒険的な内容でした。とても勉強になりましたよ。
今回は「一定時間・場所の登場人物の感情や立場が絡み合うことで変化していく」というグランドホテル形式の話で、深夜の体育館の舞台セット解体を巡って7人の感情にスイッチが入っていく話でした。今思うと20何人でそれをやった三谷幸喜の有頂天ホテルはすげぇなー、と。公開当時は、雰囲気や期待感こそ良くて何度も見たものの「コメディとしてはぬるいなー」なんて思ってましたが、うん、ま、難しいよ。ネタばっか組んでる場合じゃないよ、確かに。
感情のスイッチ自体が伏線によって連鎖的に入っていって、ネタも連鎖的に進行していって、かつコンパクトにスリムにするために感情とネタを両立させた描写にするのが理想なんだろうけど、ムズイっつーの。
次回公演は、今回がウェットなものをやってしまったんで、ドライな、ロジカルな、ガチガチのコメディをやろうかと思います。構造に仕掛けを施すような、そんなヤツを。3月上旬にやります。
シチュエーションコメディを笑うようなのをやろうかなー。外から見るような。
今まで「シチュエーションコメディ」というものをやりたくてこの劇団を結成し、そればっかり(たまに違う形式も交えつつ)やってて、いわゆる「コメディの型(ピンチから始まって誤魔化すとか勘違いとか)」みたいなものにかなりお世話になって脚本かいてたんですが、そろそろここらでそれを否定してみようかと。無視して違うジャンルに行くんじゃなく、向き合って批判してみる感じで。
親であるシチュエーションコメディへの反抗期を迎えたというか、はたまた演劇人知り合いが増えたから劇の構造自体をテーマにしてカッコつけたいというか。ま、そんな感じです。
でもそのまえに今年中に学校公演二本立て(10月と11月と)があるんで、このままダッシュする感じで動いてます。下半期のアガリスクは。これからも宜しくお願いします。
2008/10/07 トミサカ | 個別ページ | コメント(0)