『火星木星土星』『差別』-AC Vol.1より-動画公開
トミサカです。大絶賛台本書きです。あ、ほんとに書いた台本が大絶賛されるといいですね。
ご存知のとおり(?)アガリスクエンターテイメントは『その時歴史がウゴイタ?』や『驚きもののけ21世紀』などの映像作品のWEB公開に力を入れてきた(正:入れていた)わけですが、最近は生身での劇場での活動ばかりということで、実写での上演作品の動画の公開もはじめようと思います。
くわしくはまたあらためて展望などのエントリをしたためようと思いますが、簡単に言うと、昨年末からはじめた劇団員のみの純国産実験コントシリーズ『AC~アガリスクコント』の、YouTubeなどへのアップです。ニコニコ動画もまた今度。
最近では、UTREAMなどを含めて、実写の作品や生身の姿の動画投稿が演劇界隈にも流行りつつあります。
仮に短編を視聴可能にして、劇団を知らない人が見るかどうかはわかりません。稽古場を中継することが、初見の人にとっておもしろいかはわかりません。別にネットは奇跡でもなければ魔法でもなくて、距離や時間というコストの無いだけのただの"場"だと思います。
でも、まぁ"場"があって作品があるなら公開するよね、JK。ということで、ACでやった作品を公開します。
今のところ、AC Vol.1より新作『火星木星土星』と、音声作品の舞台用REMIX『差別』を公開しました。
今後、このACという企画も続けていきますので、毎回新作を2,3本作って持ちネタを増やしつつ、その新しく出来た作品を劇場収録してWEBで公開(CDの発売記念イベントと発売みたいに)という形式で、明確にネタをコンテンツ化して行こうと思います。
もちろんそれが商品としてどのぐらい通用するか、モデルとして成り立つかは未知数ですが、コンテンツ化する姿勢だけはもってやっていこうかな、と。
まぁそんなAC絡みの狙いもありますが、なにより、自分が芝居を始めるときor初期に見て感銘をうけた作品は、大抵が劇場収録の映像だったじゃないか、と。映像でも見られるなら見たいし、見てもらえるなら見せたい。
もちろん、ACも本公演も生でこそ見てほしいし、こんな定点のカメラ1台の撮影で何が伝わるか、って意見もわかるんですが。
でもやはり、実際に足を運ぶまでの参考として、可能ならば少しは作品そのものも公開していったほうがいいと思います。
あと、演劇を「体感」「体験」でしか語らないのもどうかと思うので、コンセプトや話やネタしか伝わらない映像作品にも見所や意味はあるぞ、という考えも込みで。
試験的な公開なので、このあと修正したり、もしかしたら削除したりがあるかもしれませんが、ぜひぜひご覧ください。
みすぼらしくて、理屈っぽいようで超くだらないという、まぁアガリスクエンターテイメントの作風の一番絞りです。
2011/01/30 トミサカ | 個別ページ | コメント(0)
1/25『大空襲イヴ』稽古2日目
トミサカです。
はい、『大空襲イヴ』稽古二回目。写真はまた忘れた。
(写真は前回公演稽古で、なんか氣を溜めてる大久保さん)
続投組の大久保さん望月さんジャンプさん邸木さんは間違いないなぁ。別に前回と同じ方向性ではないんだけど、スッと方向性が見える。
そりゃあもちろんそういう配役をした(最近、ファン目線で単純に見てキャッキャするかどうか、という視点も持って芝居作るようにしている)からでもあるのだけど。
しかしそれは裏を返せば安心しちゃえるということでもあるので、安住しないようにしなければ。
そして、あたらしくご一緒する役者の皆さんの技を、癖を、ほつれを、早く見たい。
とりあえず見つけた点としては、初参加で最年少の木村ゆう子(帝京大学ヴィクセンズシアター)が、シチュエーションコメディ(というよりその中で使われる類の笑い)に憧れていたということ、それゆえウチの前回公演が大ヒットだったという、口元がついつい綻んでしまう嬉しい知らせぐらいだ。
もっと、圧倒される部分や、驚くぐらいダメなほつれ部分も見つけて、それと共に稽古をしていかなくては。
っつーか、ウチの進め方に慣れてない人も発揮できるよう、早く台本を読める状態にしろ、って話だ、自分。
2011/01/25 トミサカ | 個別ページ | コメント(0)
1/23『大空襲イヴ』顔合わせ
1/23(日)は『大空襲イヴ』の初稽古&キャスト・スタッフの顔合わせでした。
写真を撮ってブログにアップ☆とか思ってたんですが、あえなく忘れ...
前半の稽古部分は、メンバーの淺越・塩原、アシスタントの七樹、後は客演の大久保さん・望月さん・邸木さん・ジャンプさんという、前回『みんな無縁』で一緒だった人のみという、なんだか心機一転感の全く無い感じで始まりました。
いつもより多めにアップゲームをしつつ、某既成台本を繰り返して最近の皆さんの芝居の感じとか適正を見つつ。
印象的なのは、みんな結構ベタにデフォルメしてやる癖がついてるなぁ、という点。演技的にもどんどんリソースを塗りつぶして役者個人の狙いを入れる隙をなくしていこうかしら、などと。
そして予告編動画用の素材を撮影。
その後は同じ部屋でスタッフも参加しての顔合わせ。これまた音響のオペスタッフさん以外は前回と変わらないので、自己紹介・予算関係・チケット販売・公演のビジョンなどをサクサク話して予定時間よりかなり早く終了。
部屋とってあってもったいなかったので、惣菜やお菓子を買ってきてそのままそこで軽い親睦会。でっかい和室でお菓子と揚げ物を肴にソフトドリンクで(飲酒禁止なので)宴会をする、なんだか子ども会を髣髴とさせる時間でした。
その間に舞台班と演出で、今回の美術プランを詰めつつ。お客様からの物理的な見え方に止まらず、演出的な"場のルール"にまで言及しあうような、かなり突っ込んだ話が出来ました。
今回も、具象と抽象の境目を行き来するような、それでもって会場の天井の低さを乗り越え、シチュエーションコメディ特有の「なんとなく具象で建てる」を逃れる美術になりそうです。
で、そのあと程よい時間からは、いつものさくら水産に場所を変えてただの飲み会。
そんな感じでパリッとせず始まった今回の『大空襲イヴ』でしたが、それだけに息の合った、共通言語を持った座組みとしてうまいことやっていけそうです。
2011/01/24 トミサカ | 個別ページ | コメント(0)
【情報解禁】次回公演『大空襲イヴ』
情報解禁!アガリスクエンターテイメント次回公演は東京大空襲×シチュエーションコメディ!
『みんなのへや/無縁バター』から引き続きの魅力キャストとともに、強力な「はじめ昭まして」陣の出演者が決定。
お涙不要、セピア色禁止、誰のためにも死にに行かない、超個人的なやつらの昭和二十年三月九日。
徴兵忌避で勘違い、防空壕でドアコメディ!
そして今宵はパーティー!
アガリスクエンターテイメント第14回公演
『大空襲イヴ』
2011年3月18日(金)~21日(月・祝)
新宿シアター・ミラクルにて
【概要】
"徴兵忌避で勘違い、防空壕でドアコメディ"
東京大空襲前日をシチュエーションコメディで描く、アガリスクエンターテイメントの次回公演『大空襲イヴ』
2010年3月・そして夏と、2度の演目変更により延期された『三月九日東京』を改題し、満を持しての上演!
現代っ子の我々が嘘なく戦争を描くための手法としてのシチュエーションコメディであると同時に、戦争という題材によってシチュエーションコメディをアップデート!
この使い古されたジャンルの喜劇を、「物語性も手放さず・それでいて終始コメディであり続ける」ものにするための提言,2011年版。
【あらすじ】
"NO WAR!戦争どころじゃない!"
1945年3月9日。
徴兵逃れのために近所の医者に偽の診断書を書いてもらおうとする男。
しかし当の医者の家には不倫相手が訪ねてきており、もはやそれどころではない始末。
警察の目を逃れつつ、医者を探す男。妻の目を逃れつつ、不倫相手を帰す医者。
大空襲前日の東京を舞台に、"戦争どころじゃない"超個人的なピンチを抱えた者たちの奮闘が始まった――
【日時】
2011年3/18(金)~21(月・祝)
18(金)19:30STP
19(土)14:30 / 19:30AC
20(日)14:30 / 19:30
21(月)14:30反
※STP=すいとんパーティー
※AC=終演後AC(アガリスクコント)Vol.3の上演
※反=バラシ反省会(片付けながらのアフタートーク)
【会場】
新宿シアター・ミラクル(Shinjuku Theater MIRACLE)
※西武新宿線新宿駅徒歩1分・JR新宿駅徒歩7分
【料金】
予約券(当日精算)2000円
当日券2500円
※貧民割引(500円)有り
【出演】
淺越岳人
塩原俊之
石川唯
大久保千晴(リリィ座★)
木村ゆう子(帝京ヴィクセンズシアター)
斉藤コータ(コメディユニット磯川家)
七樹禄
望月雅行(劇団バルド)
邸木ユカ
矢吹ジャンプ(ファルスシアター)
【スタッフ】
脚本・演出:冨坂友
舞台監督:大野祥伍
舞監助手:野村祐輔
舞台美術:鹿島瑛美
照明・音響デザイン:根岸佳奈子(筑波小劇場)
音響操作:淺越風人
小道具:廣瀬敦夫
宣伝美術:清水桃菜
制作:西田康貴
制作助手:上村一平/西川瑞己
製作総指揮:小林大陸
協力:劇団バルド/コメディユニット磯川家/CoRich!舞台芸術/筑波小劇場/帝京大学ヴィクセンズシアター/ファルスシアター/リリィ座★(50音順)
今後、こちらのブログでは『大空襲イヴ』進行状況や、創作のきっかけ、まえにもやった自作自演インタビューなども含め実況していきます。乞うご期待。
2011/01/09 トミサカ | 個別ページ | コメント(0)
あけましておめでとうございます 2011
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年もアガリスクエンターテイメントをどう
ぞよろしくお願い申し上げます。
実を申しますと、2010年は「次回公演どうなるんだ」的な不安を抱えたまま迎え
た年で、それをなんとか解決して、一気に舵を切って、演目を変更 し仕上げた
のが『テトリミノ=ファクトリー・プラス』という公演でした。そしてこの作品
を作ったことで、「屁理屈とネタで構成する」という基本姿 勢が確立されたよ
うに思います。
その後、「前回できなかった作品をここで!」と意気込んだ したまち演劇祭に
落選し、なにくそ、と演目を変更して打った(実はBプロとして考えていた代替
の)公演が『みんなのへや/無縁バター』でした。ですがこれ は、そんな経緯を
感じさせないほど大成功した公演で、自分達の手ごたえはもとより、多くのお客
様にもご好評いただき、「あれ、アガリスク面白いん じゃね?」風の評価をい
ただきました。
そして明けた2011年。3月には、上記2回も機会を逃した作品『大空襲イヴ』を上
演いたします(前は『三月九日東京』って名前でした)。
でもそれまでの2回は全然回り道なんかじゃなくて、むしろこの公演を打つため
の長い準備期間だったように思います。
テトリミノをやったことで「感傷的な部分を省く」という視点が共有できたし、
みんな/無縁で試した方法論によって上演が可能になったし、なにいろ あの公演
で知り合った素敵な役者の皆さんがまた沢山出ます。
ということで、2011年は『大空襲イヴ』で幕を開けつつ(つっても3月ですけど
ね)、我々しか作らない、でも基本誰でも面白がれる作品を作って いこうと思
います。
自主公演もいっぱいやりたいし、コントライブも頻繁に定期的にやりたいし、
ネット上でも見られる作品を増やしたいし、とにかく多作の年にしたいで すね。
これからもアガリスクエンターテイメントをよろしくお願いいたします。
2011年元旦 アガリスクエンターテイメント 主宰 脚本・演出 冨坂友