『大空襲イヴ』上演台本、電子書籍で発売!インダ架空ストア!
トミサカです。振り返りも途中のまま放置してて、しかも違う話が挟まりますが、お知らせです。
さて、先日無事終了したアガリスクエンターテイメントの『大空襲イヴ』ですが、会場で販売した上演台本(横書き/A5版)とは別に、電子戯曲というカタチでデータ販売させていただいております。
というのも、公演を行った劇場の新宿シアター・ミラクルが協力して、「架空ストア」という雑貨・ギャラリーのオンラインショップで演劇の戯曲を販売し義援金として寄付するプロジェクトが立ち上がりました。
縁のあるシアター・ミラクルさんの関わった企画という点、そして、この作品が上演という意味でも内容的にも奇しくも震災と密接に絡んでしまった点
などなどを鑑みて、というかさすがにいくら俺でも何かしら支援できるならしたいしなぁ、と思い、「せっかくここも絡んじゃえ」ということで、販売させていただくことになりました。
普段は「義援金集めな!」とか血眼にならず、「おつりを募金」程度の自分ですが、「せっかくだし」とか「RHYMESTERも『そしてまた歌い出す』チャリティー配信してるし」ぐらいのノリで販売しております。
さて、せっかく売るからには、と売りを解説!
【売りポイント1】「縦書きで戯曲っぽーい!」
いつもは横書きでA5版の、ネタ帳スタイルの書式で販売しているアガリスク台本ですが、今回は縦書きの一般的な戯曲スタイルでの販売になります。
んで、いつもの「ネタ」としての文章をこの戯曲スタイルにしておこしてみると、見た感じがとても恥ずかしいということに気づいたので、今後はこういう書式は無いかも...?とにかくレア!
でもホント、縦書きと横書きが違うだけで、かなり違った印象になります。これを期に、ネタ帳としての側面じゃなく、「お話」としての側面を読み解くのにチャレンジしていただけると、とても嬉しいです。何か見つかるとは思います。
【売りポイント2】「義援金だよ!」
売り上げは、 全 額 が、架空ストアを通じて日本赤十字社の「東日本大震災義援金」に寄付されます。
もちろん義援金なんてどこを窓口にしても変わらないかもしれない、むしろ(実際すごいちゃんとしたところですが!)見知らぬオンラインショップよりも直接振り込んだ方が安心と思うかもしれないです。
ですが、『大空襲イヴ』は公演の実施自体が震災の影響を受けまくって、ダメージもあったけど意義や価値が見出せた部分作品でした。だから、それの台本も、震災の復興に絡んだカタチでお買い求めになっていただけると、またオツなものがあるんじゃないかと。
ともかく、印刷や流通のコストがかからず、
アガリスクとしては色々な方の目に止まって、
お客さんは(いつもと違う書式で)あの作品をもう一度読み返せて、
被災地の方には(雀の涙の中の分子レベルですが)義援金という形で役立てていただける、
まさにWin-Win-Winの関係なわけです。
よかったら是非覗いてみてください。他の作家さんのもありますので。
【架空ストア 戯曲(電子書籍)】
2011/04/17 トミサカ | 個別ページ | コメント(0)
「たちばな書店」のテーマソングが素晴らしい件
コバヤシです。
秋葉原でバイトしていますが、目の前の店が「たちばな書店」という、その筋では有名なエロ本屋です。店長がわいせつ物頒布罪で逮捕された実績もある、由緒正しいエロ本屋。
店の外に絶えずテーマソングを流しているのですが、あまり音質が良くないので歌詞を聞き取れずにいたのですが、ニコニコ動画で公開されていたので聞いてみると、何とも素晴らしい歌詞。「エロ本屋のテーマソング」として、ここまで見事な歌詞があり得るでしょうか?聞いてみて下さい。
ネットで検索してみても、全文掲載されたページがヒットしなかったので、この場を借りて掲載させて戴きます。JASRACも管理してまい。
あなた好みの色に変わるわ (何色に~?)
だってカメレオンがトレードマーク (そうきたか!!)
店内を物色してね (ホーミングレーダーロックオン!)
捜し物は見つかりましたか? (アイタイタイタイタイ...)きっと見つかるはずだよ あなたの一番が
他では恥ずかしくたって 此処では胸を張って
大胆にゲットさ (あれもこれも買いまくり!)たったったた たちばな書店
たったったた たちばな書店
夢も膨らむ 希望のテント張るよ (おっぴろげ~)
たったったた たちばな書店
たったったた たちばな書店
妄想爆発 彩りピンク
あなたの妄想ベストパートナーあなた好みの商品展開 (充実の品揃え!)
チラ見ガン見ももちろんオッケー (見てるだけならご遠慮下さいまし)
脳内で検索してね (ニューロンネットワーク 起動!)
捜し物は掴みとったの? (ガシッとね!)もっと見つかるはずだよ あなたの欲望が
他では二冊重ねで 欺く人混みだって
気にせずにゲットさ (あ...これは頼まれ物で...)たったったた たちばな書店
たったったた たちばな書店
イベ券げっちゅ 即座にテント張るよ(おっぴろげ~)
たったったた たちばな書店
たったったた たちばな書店
想像回転 先取り情報 あなたの妄想ベストパートナーたったったた たちばな書店
たったったた たちばな書店
夢も膨らむ希望のテント張るよ (テント張りすぎだよ!)
たったったた たちばな書店
たったったた たちばな書店
イベ券げっちゅ 即座にテント張るよ (おっぴろげ~)
たったったた たちばな書店
たったったた たちばな書店
想像回転 先取り情報 あなたの妄想ベストパートナー
妄想爆発 彩りピンク あなたの妄想ベストパートナー
印刷用にPDFにもしたので、印刷してみんなで歌おう!
たちばな書店のテーマ
2011/04/15 コバヤシ | 個別ページ | コメント(0)
『大空襲イヴ』振り返り【前編】
冨坂です。
今更ながら、『大空襲イヴ』についての振り返りをブログにしようと思って筆をとる。と、初めて早2行、こんな書き出しで大丈夫か?この文体どうすんの?と早速不安になっている。そのぐらいこのブログを(お知らせ以外)書いていなかったということだろう。
ひとまず公演データ
↓↓↓↓↓
Aga-risk Entertainment(アガリスクエンターテイメント)
第14回公演(学生時代の初めてからカウントしてるので無駄に回数が長い)
『大空襲イヴ』
2011年3月18日(金)~21日(月祝)全6ステージ
新宿シアター・ミラクル
【口コミ】
●CoRich!舞台芸術
●TwitStage(つぶやき収集)
●ブログ等
「芸術は後半に続く」
「さるさる日記」
「501のいちいちイマイチ」
「コーヒーもう一杯」
等など、まだまだあるけど、皆様ありがとうございます!感謝!
そして反省へ
↓↓↓↓↓
【目論見】
今回の企みは「"皮肉"という目線により悲劇と喜劇を同時に提示」である。つまり題名にもあるとおり「東京大空襲の前日だよー」という点だ。
《今さら反戦とか芝居でやっちゃうために》
「超楽しい喜劇を90分」→「でもやっぱり東京大空襲前日」→「ちくしょう、空襲とか戦争とかやっぱりファッキン!」という流れでもって、手垢のついた反戦歌を2011年に演劇でやるためってのが狙いの一点。
で、そりゃ戦争反対だし、反戦なんてこうでもしなきゃ叫べないだろ、っていうのも本音なんだけど、それもやはり最終目的ではなくて。
結局のところ自分はそれを使って「ベタなコメディで笑えないテーマを描く」という作劇上の研究をしたかった。
《こういう喜劇に笑えないテーマを同居》
それまで喜劇の大雑把なリアリティで芝居してたやつらがいきなりテーマ台詞を語りだすのではなく、風刺による笑いを主とするのでもなく、「シチュエーションコメディで、喜劇的なラインと悲劇的なラインが同時進行している」状態を作り出すための研究というのが真の狙い。
「戦争の悲惨さを今さら訳知り顔で直接書くな」への対策でもって、「喜劇でテーマをいきなり真面目に語りだすな」への対策にするのが、今回の『大空襲イヴ』でした。
【脚本面】
構想自体は1年半くらい前からあって、一回(二回か?)流れた企画なのになんでこんな時間かかってんだ、っていう。1シーン1ページ1行の自分内ハードルが上がっているんんだけど、これはどうしたもんか。今のところ「早めから書き出す」しか対策が無いが。
内容的には、良かった点は密度。
ファルスで出来るネタをこれでもかと圧縮してみたので、暇する時間が無かったこと。
主人公(と便宜上言う。ミッションを課されたまわし役)が2人いて2つのピンチが同時進行していき、交差して誤解になって広がっていくので、観客にもかなりの情報処理の負荷をかける芝居だったけど、やはりこのぐらいギュウギュウでないとファルスって飽きる気がする。
その分、一個一個のネタが短く、駆け足になってしまったのも否めないんだけど。
テーマ的には、徴兵逃れの「埋蔵金出たらなんでも出来るから。勝つぞ?日本」に対する医学生の「そんなわけないでしょ!あ、言っちゃった」ってツッコミが、医学生というキャラクターの、どころかこの作品のスタンスを象徴している、それでいてパッと聞きがネタにしか聞こえない、気に入っている台詞。
「愛国心」と「ケチ(節約)」を担っていた医者妻が、最後に「米が手に入るかも」という「ケチ」を選ぶところや、愛人が傷痍軍人と慰めあって結ばれてしまい満足してしまうところは、くだらないギャグでありながらさりげなくラブ&ピースにもなっている箇所。特に愛人と傷痍軍人が防空壕の中で、千人針(一万五千人針)を布団にしてセックスするところはジョンとヨーコの"ベッドイン"を彷彿とさせるとかさせないとか。
配給切符の扱い方に間違いがあった点と、特高が折れて寝返るときに↑みたいなテーマ的ダブルミーニングがなかった点は改善の余地あり。あと、登場人物の立場はいいとして、年齢層が若者ばかりだった点。
【演出面】
生活感がなかった。もとから『みんなのへや/無縁バター』と同じく「後ろが透けていて出演者が待機している」「役名が出来る限り役者の本名」というのは想定していて、というのも「"なりきる"とかじゃないところで芝居する」「表現に入る狭間の瞬間が好き」という最近の考えからなんだけど、後述の緊急の対策と相まって、生活感がなかったのが反省。
あと舞台の使い方に関して、終盤の全員出揃っての会話シーンが退屈な横並び陣形になっていて、あとから超恥ずかしくなった。もっと立体で使わないと。
また、「台所」っていう空間があっても良かったかもしれない。まぁシアターミラクルであれ以上に舞台面を取るのは物理的に不可能なんだけど、どうにかやりくりして台所を作るべきだったなぁ。上記の生活感問題にも絡んで。
役者の芝居に関しては、一個一個ダメ出しを書くとキリが無いので割愛するけれど、出演者各個人の特性はかなり出せたんじゃなかろうか。だけどちょっと任せすぎた気もする。「予定調和すぎてもはや美しい」まで行っていなかったのも事実。あとは毎ステージの安定感が課題か。
書き出したら非常に長くなってしまった点、このあとに巨大な「地震後対応」と「それに伴う作品(の受け取り方)への影響」「全体の総括」などの項目があるので、前・後編にします。翌日には更新しますが。